労所(読み)いたわりどころ

精選版 日本国語大辞典 「労所」の意味・読み・例文・類語

いたわり‐どころいたはり‥【労所】

  1. 〘 名詞 〙
  2. たいせつに取り扱ってくれる所。めんどうをみてくれる所。世話人
    1. [初出の実例]「いたはりどころもなくて、本家のはづかしくものせらるる」(出典:宇津保物語(970‐999頃)内侍督)
  3. 気にかける点。同情余地
    1. [初出の実例]「いたはりどころなう心憂く見えさせ給ふを」(出典:栄花物語(1028‐92頃)月の宴)
  4. からだの具合の悪い所。病気
    1. [初出の実例]「侍る所にし触穢(そくゑ)の候ひつれば、〈略〉いたはりどころの侍りしかば」(出典:宇津保物語(970‐999頃)蔵開上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む