労所(読み)いたわりどころ

精選版 日本国語大辞典 「労所」の意味・読み・例文・類語

いたわり‐どころいたはり‥【労所】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① たいせつに取り扱ってくれる所。めんどうをみてくれる所。世話人。
    1. [初出の実例]「いたはりどころもなくて、本家のはづかしくものせらるる」(出典:宇津保物語(970‐999頃)内侍督)
  3. ② 気にかける点。同情の余地。
    1. [初出の実例]「いたはりどころなう心憂く見えさせ給ふを」(出典:栄花物語(1028‐92頃)月の宴)
  4. ③ からだの具合の悪い所。病気。
    1. [初出の実例]「侍る所にし触穢(そくゑ)の候ひつれば、〈略〉いたはりどころの侍りしかば」(出典:宇津保物語(970‐999頃)蔵開上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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