勁悍(読み)ケイカン

デジタル大辞泉 「勁悍」の意味・読み・例文・類語

けい‐かん【××悍】

[名・形動ナリ]強くて、あらあらしいこと。また、そのさま。
「彼の―なるロデリックの如きあり」〈服部誠一訳・春窓綺話〉

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精選版 日本国語大辞典 「勁悍」の意味・読み・例文・類語

けい‐かん【勁悍】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) つよくあらあらしいこと。つよくたけだけしいこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「然ども其国勁悍の習は益々之を進めて文明に向ふの資とす」(出典:明六雑誌‐四一号(1875)養精神一説・二〈阪谷素〉)
    2. [その他の文献]〔晉書‐陶璜伝〕

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普及版 字通 「勁悍」の読み・字形・画数・意味

【勁悍】けいかん

強くたけし。魏・文帝〔鍾に与ふる書〕(じゆんくわう)は勁悍、師を來す。眞に君侯の勍(けいてき)、左右の深憂なり。

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