勘審(読み)かんしん

精選版 日本国語大辞典 「勘審」の意味・読み・例文・類語

かん‐しん【勘審】

  1. 〘 名詞 〙 調べ考えて不明な点をはっきりさせること。
    1. [初出の実例]「以前、依三綱勘審得実、是以造券参通、送寺壱通、付郡壱通、連職壱通」(出典:東南院文書‐天平宝字五年(761)三月七日・東大寺三綱牒)
    2. [その他の文献]〔隋書‐律暦志中〕

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普及版 字通 「勘審」の読み・字形・画数・意味

【勘審】かんしん

詳しくしらべあわせる。〔隋書、律暦志中〕騎尉張胄玄、理思沈宏深、懷白首、來(きた)りて法を上(たてまつ)る。太と、竝びに勘審を加へしむ。

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