勘糺(読み)かんきゅう

精選版 日本国語大辞典 「勘糺」の意味・読み・例文・類語

かん‐きゅう ‥キウ【勘糺】

〘名〙 法律にてらしあわせて、罪があるかないか、よく調べること。物事の是非善悪理非曲直を、よく調べること。
※東南院文書‐承和九年(842)七月二〇日・因幡国司解「望請、蒙下符、将勘糺者」
日本開化小史(1877‐82)〈田口卯吉〉二「国司法に依て其事を勘糺すれば、則ち駿奔して洛に入る」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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