勝宿祢神社(読み)かちすくねじんじや

日本歴史地名大系 「勝宿祢神社」の解説

勝宿祢神社
かちすくねじんじや

[現在地名]倉吉市下田中町

竹田たけだ川西岸に位置する。彦火火出見命などを祀り、旧村社。古代、当地に住していた勝部が一族氏神として祀ったのが草創と伝え、貞観一三年(八七一)四月三日に従五位下の神階を授けられた伯耆国勝宿祢神は当社のことという(「三代実録」同日条)一説によれば、かつて洪水によって社殿流失、のち現在地に移転復興されたという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android