勝心(読み)しょうしん

精選版 日本国語大辞典 「勝心」の意味・読み・例文・類語

しょう‐しん【勝心】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 仏語。すぐれた行を修める心。
    1. [初出の実例]「自勝心於因夕、仰最報於果晨」(出典三教指帰(797頃)下)
    2. [その他の文献]〔無量寿経‐下〕
  3. 勝ちたいと思う心。負けまいとする心。
    1. [初出の実例]「当世、道だてする学者は、凡情の勝心をもまぬかれず」(出典:集義和書(1676頃)一一)
    2. [その他の文献]〔呂大臨‐克己銘〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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