コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

勢汰(勢揃) せいぞろえ

1件 の用語解説(勢汰(勢揃)の意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

せいぞろえ【勢汰(勢揃)】

中世,合戦にさいし一門・味方が参集すること。勢汰なる表現は中世軍記物にしばしば散見するように,騎馬を主体とする戦闘様式が一般化するなかで用いられたものである。例えば《平家物語》には1180年(治承4)の以仁王源頼政の挙兵にさいし,諸国源氏の呼応・蜂起を描く〈源氏揃〉あるいは福原に参集する西海の平家一門の追撃を描写する〈三草勢揃〉など,多く合戦場面にそのようすが記されている。ちなみに,こうした勢汰なる語が後世,しだいに姿を消すが,これは同族結合が強固である中世武士団のあり方が変化し,集団戦による方式が一般化するなかで勢汰の内実に変化をきたしたためである。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

勢汰(勢揃)の関連キーワード合戦彩色採薬参集朝集当参トップレベル募債ミニサイクルオムニサイド

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone