勧修寺家文書(読み)かじゅうじけもんじょ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「勧修寺家文書」の意味・わかりやすい解説

勧修寺家文書
かじゅうじけもんじょ

藤原北家(ほっけ)冬嗣(ふゆつぐ)の孫、内大臣高藤(たかふじ)を始祖とする勧修寺家に伝来した文書、記録、典籍、絵画などを総称していう。約2100点。その中心をなすものは記録類であり、『為房卿記(ためふさきょうき)』『永昌記(えいしょうき)』など著名な原本を含む。多くは写本であるが、筋のよい写しとして注目される。公事(くじ)儀式、補任(ぶにん)、有職(ゆうそく)などの記録にもみるべきものが多い。後陽成(ごようぜい)天皇宸翰(しんかん)など宸翰類も多数存する。京都大学文学部国史研究室所蔵。

[橋本政宣]

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