勧化帳(読み)カンゲチョウ

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精選版 日本国語大辞典 「勧化帳」の意味・読み・例文・類語

かんげ‐ちょうクヮンゲチャウ【勧化帳】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「かんけちょう」とも ) 勧化の趣旨を記した帳簿。また、転じて一般に寄付を求める場合の帳簿にいうこともある。勧化簿。勧進帳。
    1. [初出の実例]「此かんけをちっとおつきなすって下さりまし、とくんけ帳をみせる」(出典洒落本・青楼昼之世界錦之裏(1791))

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世界大百科事典(旧版)内の勧化帳の言及

【勧進帳】より

…社寺,仏像,鐘や橋梁などの造営・修復のために資財を募ることを記した趣意書。勧化(かんげ)帳ともいう。一般に造営・修復の発願趣旨を述べ,誦経・念仏の功徳,あるいは造寺,造像,造塔,写経,架橋などの作善(さぜん)に参加すれば現世利益や自他の浄土往生が達成されると説き,金品寄進を呼びかける内容となっている。…

※「勧化帳」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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