勧発(読み)かんほつ

精選版 日本国語大辞典 「勧発」の意味・読み・例文・類語

かん‐ほつクヮン‥【勧発】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 仏語。ひとに勧めて仏道を求める心を起こさせること。
    1. [初出の実例]「明普賢菩薩勧発自行流通故」(出典法華義疏(7C前)四)
  3. 和歌連歌神仏に奉納することを発起すること。
    1. [初出の実例]「住吉法楽宗祇法師勧発也」(出典:実隆公記‐明応四年(1495)一二月一五日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android