包摂化合物(読み)ほうせつかごうぶつ

最新 地学事典 「包摂化合物」の解説

ほうせつかごうぶつ
包摂化合物

clathrate

クラスレート化合物,包接化合物とも。骨格をなす結晶構造中に,籠(かご)状やトンネル状,層状の空間(空孔)があり,その空間にガス分子や水分子などの分子種が取り込まれた化合物。取り込まれる分子種はゲスト分子と呼ばれ,空孔の形状や大きさにより決まる。鉱物における例は千葉石や房総石であり,それら鉱物の骨格はSiO2で,燃える氷として知られるメタンハイドレートは氷(H2O)で構成される。これらの鉱物や物質の主なゲスト分子はメタンである。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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