千葉石(読み)チバセキ

デジタル大辞泉 「千葉石」の意味・読み・例文・類語

ちば‐せき【千葉石】

二酸化珪素けいそからなる鉱物結晶格子内部にメタンエタンプロパンなどが閉じ込められており、天然ガスハイドレートにおける水分子を珪素酸素に置き換えた結晶構造をもつ。無色または白色光沢がある。等軸晶系。平成21年(2009)に千葉県南房総市で発見された。チバアイト

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最新 地学事典 「千葉石」の解説

ちばせき
千葉石

chibaite

化学組成SiO2・n(CH4, C2H6, C3H8, C4H10)(nmax = 3/17)のシリカクラスレート鉱物。立方晶系,空間群Fd3格子定数a1.93742nmまたは正方晶系(擬立方晶系),I41/a,立方晶系の単位格子中136分子含む。切頂八面体結晶〜双晶による六角厚板状結晶。ガラス光沢。劈開なし。硬度6.5〜7。比重2.03。無色,条痕白色。光学的等方性,屈折率n 1.470。シリカがカゴ状の骨格構造を形成し,その中にメタンなどの天然ガス分子が包有された構造をもつ。構造II型のガスハイドレートと同形構造。堆積岩中の石英脈,方解石脈に石英,方解石,房総石などと共生。原産地にちなみ命名

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参照項目:房総石

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