北カリヤ遺跡(読み)きたかりやいせき

日本歴史地名大系 「北カリヤ遺跡」の解説

北カリヤ遺跡
きたかりやいせき

標高八・二メートルにある弥生前期中葉から弥生中期中葉までの遺物包含地で、集落遺跡と推定される。東には城遺跡がある。遺跡は現在水田宅地、そして蔵福ぞうふく寺の寺地となっている。蔵福寺内から径一・五メートル、深さ一・五メートルの円形貯蔵穴一基が発見され、この貯蔵穴から一八個分の弥生土器が発見された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 土器 特色

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android