日本歴史地名大系 「北之横町」の解説 北之横町きたのよこちよう 茨城県:水戸市水戸城下上町北之横町[現在地名]水戸市大工(だいく)町二丁目・新荘(しんそう)一丁目・栄(さかえ)町一丁目向井(むかい)町二町目の角を北に進み、新屋敷に通じる長さ一町一五間五尺の町。「水府地名考」の「北の横町」に「紙衣(かみきぬ)町」と併記し、その由来について「昔はかみぎん町と唱へし由其故ハ此所にハ旦過僧多く住し冬に至れハ紙衣(かみこ)のミを着して寒気を凌く世人是によりて紙衣町と云ひしをなまりてかみぎん町とハ唱へしと此所の老人云へり」と記す。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by