北仰桂遺跡(読み)きとげかつらいせき

日本歴史地名大系 「北仰桂遺跡」の解説

北仰桂遺跡
きとげかつらいせき

[現在地名]今津町桂

石田いしだ川左岸の水田地帯に立地する弥生時代中期の集落遺跡。昭和五九年(一九八四)圃場整備に伴って発掘調査された。検出された遺構は弥生時代中期の土壙および近世河道のみ。遺物は弥生時代中期の短頸壺細頸壺無頸壺などの壺形土器、口縁部が「く」の字に外反するものと受口状口縁の甕形土器、直口の坏部を備えたものと水平に広げた口縁部の高坏形土器など、多種多様な弥生土器がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 石器 石材

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む