北別府村(読み)きたべふむら

日本歴史地名大系 「北別府村」の解説

北別府村
きたべふむら

[現在地名]西区北別府一―五丁目・伊川谷町別府いかわだにちようべふ天王山てんのうざん伊川谷町上脇いかわだにちようかみわき伊川谷町潤和いかわだにちようじゆんな

伊川下流の右岸、南別府村の北に位置する。西は白水しらみず村。慶長国絵図に別苻べふ村とあり、江戸時代初期に南北に分村されたと思われる。正保郷帳北別符きたべふ村とみえ、田方三三九石余・畑方三九石余、芝山あり。元禄郷帳も同高。明石藩領東浦部組に所属。享保年間(一七一六―三六)の「明石記」によると高三六二石余、東西一〇町・南北六町。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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