北原キヨ(読み)キタハラ キヨ

20世紀日本人名事典 「北原キヨ」の解説

北原 キヨ
キタハラ キヨ

昭和期の教育者 武蔵野東学園長。



生年
大正14(1925)年4月24日

没年
平成1(1989)年1月14日

出生地
栃木県日光市

学歴〔年〕
明治大学法学部〔昭和31年〕卒

主な受賞名〔年〕
ボーリンググリーン大学名誉博士号〔昭和55年〕,エイボン女性大賞〔昭和63年〕

経歴
栃木、東京の小学校教員を歴任後、明大を卒業。昭和39年に幼稚園を、52年に武蔵野東学園を創設、小学校、中学校、技能高等専修学校開校。自閉児は治癒不可能という世界的学説を覆し、自ら編み出した生活療法を現場教育で実践する。米国オハイオ州立ボーリンググリーン大学より名誉博士号を得る。国際学級を創設、またボストンにも開校した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「北原キヨ」の解説

北原キヨ きたはら-キヨ

1925-1989 昭和時代の教育者。
大正14年4月24日生まれ。小学校の教師ののち上京。昭和39年健常児・自閉児混成学級の武蔵野東幼稚園を創設し,のち小・中学校,高等専修学校をふくむ学園に発展させる。自閉児は治癒(ちゆ)不可能という学説をくつがえす。国際学級をつくり,ボストンにも開校した。平成元年1月14日死去。63歳。栃木県出身。明大卒。著作に「自閉児のための生活療法」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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