日本歴史地名大系 「北原御薗」の解説 北原御薗きたはらのみその 静岡県:引佐郡三ヶ日町大福寺村北原御薗現福長(ふくなが)付近に比定される御薗。承元三年(一二〇九)一〇月日の大中臣時定寄進状(大福寺文書)によると、浜名神戸司の時定が先祖相伝の領地であった「北原御薗」内の荒地を大福(だいふく)寺の敷地として寄進した。当御薗は浜名神戸内にあり、その後も大福寺の所在地としてたびたびその名が現れる(弘安五年二月日「大福寺衆徒等申状写」同文書など)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by