北固山(読み)ほくこざん

世界の観光地名がわかる事典 「北固山」の解説

ほくこざん【北固山】

中国の江蘇(こうそ)省鎮江(ちんこう)(チェンチアン)の長江河畔に立つ山。絶壁が険しく堅固なため、この名がついた。頂上には甘露寺が、三国時代の256年に建てられたと伝えられていて、『三国志』を知る上では重要な場所といわれる。梁の武帝がこの山に「天下第一江山」の名を与えたといわれ、山の中腹には石刻がある。正殿や老君殿、観音殿、江声殿などもあるが、規模はそれほど大きくない。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

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