北大窯跡(読み)きたおおがまあと

日本歴史地名大系 「北大窯跡」の解説

北大窯跡
きたおおがまあと

[現在地名]備前市伊部

熊山くまやま山塊の南端にあたる不老ふろう山の北麓にあり、現在、忌部いんべ神社が祀られている。北・南・西の三大窯のうちでも中心になる大窯であるが、窯体の存否は明らかでない。山裾を埋める灰原が北大窯の存在を示しているのみである。不老山の北麓一帯は新旧各時代の窯跡が折重なっていて、北大窯の創設が、どの時期にあたるかを推定することは困難である。「古伊部神伝録」に記される伝説によれば、大窯の成立は応永年間(一三九四―一四二八)という。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 帰結 不老 特定

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む