存否(読み)ソンピ

デジタル大辞泉 「存否」の意味・読み・例文・類語

そん‐ぴ【存否】

存在するかしないかということ。「そうした事実存否疑問だ」
健在かどうかということ。安否。「生存者存否が気づかわれる」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「存否」の意味・読み・例文・類語

そん‐ぴ【存否】

  1. 〘 名詞 〙 存在しているか、存在していないかということ。生きているか死んでいるかということ。有るか無いか。
    1. [初出の実例]「愚僧伝領既十个年、而受重病存否、少将若公所譲申上也」(出典春日神社文書‐建久八年(1197)六月一三日・僧尋覚領所譲状)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐宣公二年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「存否」の読み・字形・画数・意味

【存否】そんぴ

安否。〔左伝、宣二年〕之れにはしむ。其のばを舍(お)く。~曰く、宦(くわん)する(故郷を出て仕える)こと三年なり。未だ母の存否を知らず。今し。ふ以て之れを(おく)らんと。

字通「存」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android