北木屋村(読み)きたごやむら

日本歴史地名大系 「北木屋村」の解説

北木屋村
きたごやむら

[現在地名]黒木町北木屋

南木屋みなみこや村の北東矢部やべ川右岸にある。同川沿いに豊後別路が通り一里塚が置かれていた(在方諸覚書)。たんに木屋村とも記される。寛文四年(一六六四)の有馬頼利領知目録(寛文朱印留)に木屋村とみえる。本高一二五石余(元禄国絵図)。享保一七年(一七三二)の春免物成帳(松浦家文書)では畝数二二町九反余・高二九五石余で、物成一五五石余のうち米一三五石余・大豆一九石余。内訳は田方(二一二筆)九町一反余・高一三九石余・物成七三石余、畠田方(二九五筆)六町八反余・高一〇二石余・物成五四石余、畠方(四〇一筆)六町二反余・高三七石余・物成一九石余、居屋敷(五三筆)七反余・高一五石余・物成七石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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