北本治(読み)キタモト オサム

20世紀日本人名事典 「北本治」の解説

北本 治
キタモト オサム

昭和期の内科学者 東京大学名誉教授;杏林大学名誉教授;日仏医学会名誉会長。



生年
明治44(1911)年9月17日

没年
平成10(1998)年4月26日

出生地
愛知県

学歴〔年〕
東京帝国大学医学部〔昭和10年〕卒

学位〔年〕
医学博士〔昭和15年〕

主な受賞名〔年〕
レジオン・ド・ヌール勲章〔昭和50年〕,勲二等瑞宝章〔昭和59年〕

経歴
昭和19年東京大学医学部講師、22年助教授、26年教授となり、医科学研附属病院長も務めた。47年杏林大学医学部教授、49年学部長、53年副学長、56年名誉教授。この間、25年にパスツール研究所で研究に従事。国際マイコプラズマ学会会長、日本伝染病学会会長を歴任し、マイコプラズマ肺炎の世界的権威として呼吸器系疾患の研究に尽力著書に「正常胸部レ線像と奇形」「臨床ウイルス病学」「呼吸器病学」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「北本治」の解説

北本治 きたもと-おさむ

1911-1998 昭和時代の内科学者。
明治44年9月17日生まれ。昭和26年東大教授となり,39年医科学研究所付属病院長。47年杏林大にうつり,53年副学長。マイコプラズマ肺炎など呼吸器系疾患の研究で知られる。日本伝染病学会会長をつとめた。平成10年4月26日死去。86歳。愛知県出身。東京帝大卒。編著に「臨床ウイルス病学」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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