北浮田村(読み)きたうきたむら

日本歴史地名大系 「北浮田村」の解説

北浮田村
きたうきたむら

[現在地名]鰺ヶ沢町北浮田町

北と西は日本海、南は鳴沢なるさわ川を隔てて南浮田みなみうきた村、東は浮田村、西は田浦たうら村に接する。

正保二年(一六四五)の津軽知行高之帳の鼻和はなわ郡の新田に高一八六・四石とある。元禄三年(一六九〇)には北潟田村とあり、高杉組に属し、村位は中であった。享保一二年(一七二七)藤代組にかわり(平山日記)、さらに宝暦四年(一七五四)赤石組に属したという(西津軽郡史)。天保五年(一八三四)の郷村帳によれば、天明八年(一七八八)に一〇六・四石、寛政八年(一七九六)に三三・一石の新田高が書上げられている。慶応期(一八六五―六八)から明治四年(一八七一)までの実情を示す旧高旧領取調帳に三三八・五七八石とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android