日本歴史地名大系 「北迫村」の解説 北迫村きたざこむら 熊本県：飽託郡北部町北迫村[現在地名]北部町北迫井芹（いせり）川右岸の台地上にあり、北は山本（やまもと）郡正院手永の鐙田（あぶんだ）村（現鹿本郡植木町）、東は中尾（なかお）村、南は田上（たがみ）村に接する。慶長一三年（一六〇八）の検地帳によれば、田方七町二反九畝余・畠方一九町四反三畝余、分米一九五石六斗余、家数一五・人数一二、牛五で、五石八斗八升五合の永荒があった。「国誌」によると五町手永に属し、「藤水ト云小村アリ」とし、村の北はずれの荒野に石塔があり、鹿子木寂心の墓と称するが、銘文は読めないという。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
