日本歴史地名大系 「北郊地区」の解説 北郊地区ほつこうちく 三重県:津市北郊地区津市北部、旧奄芸(あんげ)郡地域。北は安芸(あげ)郡河芸(かわげ)町・鈴鹿市・亀山市、東は伊勢湾、南は津市橋北(きようほく)地区、西は安芸郡安濃(あのう)町・芸濃(げいのう)町に接する。北西部の高野尾(たかのお)町から一身田豊野(いしんでんとよの)と一身田上津部田(いしんでんこうづべた)へと丘陵が続き、この間を志登茂(しとも)川が東南に流れ、東部の沖積平野を形成して伊勢湾に注ぐ。海岸線に沿って近鉄と国鉄伊勢線が並行し、この間を縫うように国道二三号が走る。さらに丘陵の間を北西に国鉄紀勢本線と伊勢別街道が亀山方面に延び、また伊勢自動車道も当地区北西部をかすめ、車の交通量が多い。平野部中央の一身田町には真宗高田派本山専修(せんじゆ)寺があり、東部は三重大学を中心とする文教地区を形成。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by