北野の御忌日(読み)きたののおんきにち

精選版 日本国語大辞典 「北野の御忌日」の意味・読み・例文・類語

きたの【北野】 の 御忌日(おんきにち・ごきにち)

  1. 京都の北野神社で、その祭神菅原道真の忌日、二月二五日。また、その前日から当日にかけて行なう神事。この日、西の京の御供田(ごくでん)を預かる諸家より大小神供(しんぐ)神前に供えられる。この神供には菜の花をはさむところから、菜種御供(なたねのごく)といい、菜の花がまだ開かない時は、梅花代用とし、梅花御供(ばいかごく)梅花祭(ばいかさい)という。天神御忌(てんじんぎょき)。〔師光年中行事(1259‐70頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android