菜の花(読み)ナノハナ

デジタル大辞泉 「菜の花」の意味・読み・例文・類語

な‐の‐はな【菜の花】

アブラナの花。菜種の花。花菜はなな 春》「―や月は東に日は西に/蕪村
[類語]草花生花生け花切り花盛り花押し花造花ドライフラワー花束ブーケ花輪レイ徒花あだばな無駄花初花国花県花名花梅花桜花菊花綿花落花

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「菜の花」の解説

菜の花 (ナノハナ)

植物アブラナ科の越年草,園芸植物。アブラナの別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

世界大百科事典(旧版)内の菜の花の言及

【ナタネ(菜種)】より

…花は明るい黄色で,関東地方では4月中旬から開花する。採油用として中国から伝来して,日本で昔から栽培されたもので,〈菜の花や月は東に日は西に〉と詠まれたのは本種の開花風景であるが,現在は栽培はセイヨウアブラナにとって代わられて,ほとんど栽培されていない。染色体数n=10の二倍体である。…

※「菜の花」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

潮力発電

潮の干満の差の大きい所で、満潮時に蓄えた海水を干潮時に放流し、水力発電と同じ原理でタービンを回す発電方式。潮汐ちょうせき発電。...

潮力発電の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android