日本歴史地名大系 「北鍛冶町」の解説 北鍛冶町きたかじまち 宮城県:仙台市仙台城下北鍛冶町[現在地名]仙台市柏木(かしわぎ)一丁目・木町通(きまちどおり)二丁目・二日町(ふつかまち)二日町の北、町方二四町では通町(とおりまち)通最北にある両側町で、序列は二三番目(明治二二年城下町検断肝入職制写「仙台市史」所収)。町の長さは二町(奥陽名数)で、東裏・西裏ともに侍屋敷が並ぶ。米沢以来の伊達御供の鍛冶職衆が住したゆえの町名といい、本鍛冶(もとかじ)町(現立町・国分町二丁目)にあったが、寛永年間(一六二四―四四)侍屋敷の割付のため同町が南北に分けられ、現在地に移転したとされる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by