仙台萩(読み)センダイハギ

日本歴史地名大系 「仙台萩」の解説

仙台萩
せんだいはぎ

一冊

写本 宮城県図書館ほか

解説 仙台城下の地誌の一つ。沿革、入会、おもな小名・名所古跡・化物屋敷の各項最初におき、続いて町ごとに町名由来、地誌的特色、建築物や町・通りの歴史、堀、屋敷割、市の日などを詳述し、さらに町々の軒数、検断肝入の人数札場制札の種類、神社仏閣記述がある。なお序文に元禄八年とあるが、本文中には享保四年、延享二年、寛延三年の年号がみえ、成立は明らかでない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

動植物名よみかた辞典 普及版 「仙台萩」の解説

仙台萩 (センダイハギ)

学名Thermopsis lupinoides
植物。マメ科の多年草,園芸植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

世界大百科事典(旧版)内の仙台萩の言及

【伊達騒動】より

…【難波 信雄】
[伊達騒動物]
 仙台藩伊達家の御家騒動を題材にした実録本,講談,歌舞伎,人形浄瑠璃の作品群を伊達騒動物という。実録本には,《仙台萩》《伊達厳秘録》などがある。歌舞伎,浄瑠璃には,1746年(延享3)江戸で演じられた《大鳥毛五十四郡(おおとりげごじゆうしぐん)》という歌舞伎狂言以降,明治までいろいろな作品があるが,いちばん著名なのは《伽羅先代萩》である。…

※「仙台萩」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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