北長沼村(読み)きたながぬまむら

日本歴史地名大系 「北長沼村」の解説

北長沼村
きたながぬまむら

[現在地名]静岡市長沼一―三丁目・長沼・古庄ふるしよう三丁目など

安倍あべ郡に所属。谷津やつ山東麓に位置し、南は南長沼村。東海道が通る。中世長沼郷に含まれていた。領主手越てごし村と同じ。元禄郷帳では高三二四石余。旧高旧領取調帳では幕府領三二五石余、久応きゆうおう院除地一石余。享保一六年(一七三一)の駿府代官所村高帳に府中宿助郷と注記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android