北長沼村(読み)きたながぬまむら

日本歴史地名大系 「北長沼村」の解説

北長沼村
きたながぬまむら

[現在地名]静岡市長沼一―三丁目・長沼・古庄ふるしよう三丁目など

安倍あべ郡に所属。谷津やつ山東麓に位置し、南は南長沼村。東海道が通る。中世長沼郷に含まれていた。領主手越てごし村と同じ。元禄郷帳では高三二四石余。旧高旧領取調帳では幕府領三二五石余、久応きゆうおう院除地一石余。享保一六年(一七三一)の駿府代官所村高帳に府中宿助郷と注記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android