北陸不連続線(読み)ほくりくふれんぞくせん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「北陸不連続線」の意味・わかりやすい解説

北陸不連続線
ほくりくふれんぞくせん

冬型気圧配置のとき,日本海から北陸地方沿岸にかけて発生する不連続線。日本海寒帯気団収束帯 JPCZ; Japan sea Polar air mass Convergence Zoneと呼ばれる。発達した積乱雲が並んでおり,北陸の平野部でも雲がかかっているところは大雪となる。北陸地方の集中豪雪原因として注目されているもので,朝鮮半島北部の地形影響で発生する。(→里雪

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む