日本歴史地名大系 「北鬼江村」の解説 北鬼江村きたおにえむら 富山県:魚津市北鬼江村[現在地名]魚津市北鬼江・北鬼江一丁目・緑町(みどりちよう)・釈迦堂(しやかどう)一丁目片貝(かたかい)川扇状地の末端にあり、南は本新(もとしん)村、東は釈迦堂新村。村名の由来は、魚津町下口にあたる退転した鬼江町の北に位置したため、あるいは鬼江橋の北に位置したことによるという(下新川郡史稿・魚津町誌)。正保郷帳では高三三八石余、田方二二町二反余・畑方三反余、新田高一九四石余。寛文一〇年(一六七〇)の村御印によると草高四三八石・免四ツ六歩、明暦二年(一六五六)の新田高一石、小物成は野役二六匁(三箇国高物成帳)。天保一一年(一八四〇)の打銀高も四三九石(「高免帳」杉木家文書)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報