匡弼(読み)キョウヒツ

デジタル大辞泉 「匡弼」の意味・読み・例文・類語

きょう‐ひつ〔キヤウ‐〕【××弼】

非をただし、欠けたところを補い助けること。また、それを行う人。匡輔きょうほ

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精選版 日本国語大辞典 「匡弼」の意味・読み・例文・類語

きょう‐ひつキャウ‥【匡弼】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「匡」「弼」ともにただす、たすけるの意 ) 非をただし、及ばないところを助け救うこと。また、その人。匡輔(きょうほ)
    1. [初出の実例]「匡弼功積、化導慮高」(出典:本朝文粋(1060頃)二・答貞信公辞摂政表勅〈菅原文時〉)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐左雄伝〕

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普及版 字通 「匡弼」の読み・字形・画数・意味

【匡弼】きよう(きやう)ひつ

ただしたすける。〔後漢書、左雄伝〕實に王臣蹇蹇(けんけん)のり。~宜しく(ぬき)んでて喉舌の官に在らしむべし。必ず匡弼のらん。

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