匡輔(読み)キョウホ

デジタル大辞泉 「匡輔」の意味・読み・例文・類語

きょう‐ほ〔キヤウ‐〕【××輔】

非を正し、及ばないところを助けること。また、その人。匡弼きょうひつ
「国の―は必ず忠良を待つ」〈古活字本平治・上〉

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精選版 日本国語大辞典 「匡輔」の意味・読み・例文・類語

きょう‐ほキャウ‥【匡輔】

  1. 〘 名詞 〙きょうひつ(匡弼)
    1. [初出の実例]「国の匡輔は、必ず忠良を待つ。任使其人を得る時は天下自ら治ると見えたり」(出典:平治物語(1220頃か)上)
    2. [その他の文献]〔晉書‐下壺伝〕

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普及版 字通 「匡輔」の読み・字形・画数・意味

【匡輔】きよう(きやう)ほ

ただしたすける。〔後漢書、順帝紀〕(さいせい)(しばしば)見(あら)はれ、咎(きうちよう)仍(しき)りに臻(いた)る。地動の異、京師より發す。~群士、將(は)た何を以て(およ)ばざるを匡輔し、戒異に奉答せん。

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