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医師の処分 いしのしょぶん

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知恵蔵2015の解説

医師の処分

医療不信を反映、医師の行政処分が厳しくなっている。従来は悪質な刑事事件の有罪者に限られていた処分を複数の医療事故や重大な医療事故の医師にも広げるよう被害者団体が要求。厚生労働省が2004年、医道審議会の答申を受け、未熟な腹腔鏡手術で患者を死なせ、公判中の東京慈恵会医大青戸病院の医師に医業停止処分を決めたのが最初だ。また、刑事裁判で有罪とならなかった富士見産婦人科病院事件の医師も05年3月、処分した。しかし、初期調査段階では原因を間違う可能性もあり、処分を急ぐ必要があるかどうかは疑問だ。事故を起こした医師の再教育なども必要だが、現状は、医師憎しの感情論に走りすぎの感がある。

(田辺功 朝日新聞記者 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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