医療計画(読み)イリョウケイカク

デジタル大辞泉 「医療計画」の意味・読み・例文・類語

いりょう‐けいかく〔イレウケイクワク〕【医療計画】

地域の医療体制の整備を促進し、効率のよい医療を提供できるよう、都道府県が5年ごとに定める計画医療法規定。地域の人口や年齢構成、病気傾向に合わせた基準病床数の算定などを行う。→医療圏

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

知恵蔵 「医療計画」の解説

医療計画

医療機関の適正な配置や医療資源の効率的な活用病院の機能分化などを図るため、医療圏の設定や病床数、病院や救急体制の整備について都道府県が策定する計画のこと。1985年の医療法改正で創設された。都道府県が病院を適正に配置できるようにすることを狙った。病床が過剰な地域で都道府県知事勧告に反して病院が新設・増床される場合、保険医療機関指定を取り消すこともできる。

(梶本章 朝日新聞記者 / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

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