日本歴史地名大系 「十二町分」の解説 十二町分じゆうにちようぶん 富山県:高岡市旧射水郡小矢部川右岸地区十二町分[現在地名]高岡市十二丁分(じゆうにちようぶん)庄川左岸、西広上(にしひろかみ)村の北方に位置。庄川の洪水に伴う流路の変更により、庄川の河岸で田地一二町を開いたことから村名が付けられた。正保郷帳では拾弐町分として新田高三一石余、田方二町余。寛文一〇年(一六七〇)の村御印の草高三四石・免四ツ六歩(三箇国高物成帳)。川崩れにより延宝四年(一六七六)一四石、享保一四年(一七二九)一〇石ほどが検地引高となり、草高は一〇石余となった(「高免等書上帳」折橋家文書)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by