十五日粥(読み)ジュウゴニチガユ

デジタル大辞泉 「十五日粥」の意味・読み・例文・類語

じゅうごにち‐がゆ〔ジフゴニチ‐〕【十五日×粥】

正月15日の朝に食べる小豆粥一年中邪気を払うとされる。もちの粥。あずきがゆ。 新年

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 もち

精選版 日本国語大辞典 「十五日粥」の意味・読み・例文・類語

じゅうごにち‐がゆジフゴ‥【十五日粥】

  1. 〘 名詞 〙 正月一五日の朝、一年中の邪気を払うために食べる粥。小豆(あずき)を入れた粥が普通であるが、中古には米・粟・黍・稗・葟子(みのごめ)胡麻・小豆の七種をまぜてたいた粥も行なわれた。望粥(もちがゆ)。《 季語・新年 》

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android