五節供の一つ人日(正月七日)に七種の若菜を粥にして食する風習は、中国の「荊楚歳時記」(六世紀初)に見える。日本では正月の初の子の日に小松を引き、若菜の羹を食べたものが、正月一五日の供御の七種粥(米・粟・黍・稗子・葟子(みの)・胡麻・小豆の七種の穀で作る)と結びつき、中国の影響もあって正月七日の行事になった。
初夢に見るものの中で、縁起のよいとされているものを順に挙げた句。[補説]一に富士山、二に愛鷹あしたか山、三に初茄子の値段と、駿河国で高いものを並べた句ともいわれる。...
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