十八学士(読み)ジュウハチガクシ

デジタル大辞泉 「十八学士」の意味・読み・例文・類語

じゅうはち‐がくし〔ジフハチ‐〕【十八学士】

唐の太宗閻立本えんりっぽんに像を描かせ、褚亮ちょりょうに賛を作らせた18人の文学館学士杜如晦房玄齢・于志寧・蘇世長・薛収・褚亮・姚思廉陸徳明孔穎達・李玄道・李守素・虞世南・蔡允恭・顔相時・許敬宗・薛元敬・蓋文達・蘇勖をいう。薛収の死後、劉孝孫を補った。

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精選版 日本国語大辞典 「十八学士」の意味・読み・例文・類語

じゅうはち‐がくし ジフハチ‥【十八学士】

[一] 唐の太宗が、閻立本(えんりゅうぼん)に像を描かせ、褚亮(ちょりょう)に賛を作らせた、一八人の文学館学士。すなわち杜如晦・房玄齢・于志寧・蘇世長・薛収・褚亮・姚思廉・陸徳明・孔穎達・李玄道・李守素・虞世南・蔡允恭・顔相時・許敬宗・薛元敬・蓋文達・蘇勖の称。
[二] 唐の玄宗が集賢院に集めた一八人の文学の学士。すなわち張説・徐堅・賀知章・趙冬曦・馮朝隠・康子元・侯行果・韋述・敬会真・趙玄黙・母・呂向・咸廙業・李子釗・東方顥・陸去泰・余欽・孫季良の称。開元十八学士ともいう。人物画の画題とされた。

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