精選版 日本国語大辞典 「十六形」の意味・読み・例文・類語 じゅうろく‐がたジフロク‥【十六形】 〘 名詞 〙 十六六指(じゅうろくむさし)の盤面に似た形。着物などの模様として用い、麻の葉に似るという。[初出の実例]「後の朝の名残をそめそめと書つづけたる着物。十六形(ガタ)の地紫、あれは花崎様の念記、紋つきの三味線、きやふを上下、帯を中へりにして」(出典:浮世草子・好色一代男(1682)六) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例