十分杯(読み)じゅうぶんはい

精選版 日本国語大辞典 「十分杯」の意味・読み・例文・類語

じゅうぶん‐はいジフブン‥【十分杯】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「じゅうぶんばい」「じゅうぶんぱい」とも ) 八分目ほどつげば傾いていたのがまっすぐになり、一杯に満たすと全部こぼれてしまう仕掛のさかずき。中国では欹器(いき)といい、周公旦がこれを作って成王を戒めたという。転じて、物事をほどほどにすることのたとえ。〔いろは字(1559)〕
    1. [初出の実例]「こぼれ落る十分はいや花の雨〈休音〉」(出典:俳諧・犬子集(1633)二)

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