十文字に踏む(読み)トモジニフム

精選版 日本国語大辞典 「十文字に踏む」の意味・読み・例文・類語

じゅうもんじ【十文字】 に 踏(ふ)

  1. 「十」という文字の形に歩く。足を前後左右に、ふらふらと動かしながら歩く。酔って足もとが定まらない歩き方をいう。
    1. [初出の実例]「ありとある上下、わらはまでゑひしれて、一文字をだにしらぬものしが、あしは十文字にふみてぞあそぶ」(出典:土左日記(935頃)承平四年一二月二四日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む