ふらふら(読み)フラフラ

デジタル大辞泉 「ふらふら」の意味・読み・例文・類語

ふら‐ふら

[副](スル)
1 揺れ動いて安定しないさま。「悪路でハンドルがふらふらする」
2 からだに力がはいらないさま。意識がはっきりしないさま。「熱でふらふらする」「ふらふらした足どり」
3 自覚や目的のないまま行動するさま。「ふらふらと誘いに乗る」「盛り場をふらふらする」
4 態度が定まらないさま。「方針がふらふらする」
[形動]2に同じ。「猛練習でふらふらになる」
[アクセント]はフラフラ、はフラフラ。
[類語](1)ふらりふらり・ぶらぶら・ゆらゆら・ひらひら・びらびら・ぴらぴら・ひらり・ひらりひらり・はたはた・はらり/(2)ぐらぐら・よたよた・よろよろ・ゆらゆら・ぐらつく・ふらつく・くらっと・くらくら・くらり・ぐらり・ぐらっと・めまい・立ちくらみ・眩暈・目がくらむ・目が回る・ふらっと/(3)ちゃかちゃか・うろちょろ・うろうろ・どぎまぎ・おたおた・どぎどぎ・そわそわ・もじもじ・もぞもぞ・ぐずぐず・ちょこまか・浮き腰・そそくさ・あたふた・うそうそ・よたよた・やっさもっさ・てんやわんや・まごまご・ぐじぐじ・いじいじ・因循・くよくよ・うじうじ・ふわふわ・おどおど・せかせか・びくびく・きょときょと・こせこせ・ぐらぐら・せわしい・倉皇・せっかち・あくせく・気ぜわしい・軽佻浮薄・浮薄・闇雲やみくも・性急・右往左往・軽挙妄動・後先なし・うわずる・うわつく・うろたえる・心急せく・急き立てる・急かせる・尻を叩く・矢の催促・目まぐるしい・忙しい・急・せわしない・慌ただしい・きりきり舞い・東奔西走・てんてこ舞い・多忙・繁忙・繁多・繁劇・多事多端・多用・繁用・席の暖まる暇いとまもない・猫の手も借りたい・拙速・多端・忙殺・怱忙そうぼう・倥偬こうそう・怱怱そうそう・大忙し・取り紛れる・手が塞がる・目が回る・応接に暇いとまがない・ばたばた・気早・気早い・大わらわ・貧乏暇無し・甲斐甲斐かいがいしい・慌てふためく・動き回る・倉卒・押せ押せ・重箱の隅を楊枝ようじでほじくる・重箱の隅をつつく・頓狂・さっさ・浮うわつく・きょろきょろ・軽軽しい・軽軽けいけい・軽挙・そそっかしい・軽はずみ・手当たり次第・書き入れ時・立て込む

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ふらふら」の意味・読み・例文・類語

ふら‐ふら

  1. [ 1 ] 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )
    1. ① 勢いよく出たり飛んだりするさま、いさみたつさまを表わす語。
      1. [初出の実例]「毛の中より松茸の大きやかなる物の、ふらふらと出できて」(出典:宇治拾遺物語(1221頃)一)
    2. ② 物のゆれ動くさま、物が力なく飛んだり舞い上がったりするさまを表わす語。
      1. [初出の実例]「弱弓や下手がいれば、矢がふらふらとして、をそくいきつくが」(出典:清原国賢書写本荘子抄(1530)八)
    3. ③ 力がなくて安定感のないさまを表わす語。
      1. (イ) 足もとがふらついて覚束ないさま。
        1. [初出の実例]「近年中風(ちうぶ)の下拵にや、両足ふらふらとして、からくり人形の歩行(あるく)やうなれば」(出典:談義本・教訓雑長持(1752)一)
      2. (ロ) 力を出しきったりして疲れ果てたさま。
    4. ④ 目まいがしたり、頭がふらついたりするさまを表わす語。
      1. [初出の実例]「先刻の酒には強気に廻された。何だか頭がフラフラする」(出典:歌舞伎・彩入御伽草(おつま八郎兵衛)(1808)序幕)
    5. ⑤ いねむりをしていて頭がゆれるさまを表わす語。こっくりこっくり。
      1. [初出の実例]「きはめたるねぶり人にて、餠をもちながら、ふらふらとねぶりけるに」(出典:元祿版古今著聞集(1254)一八)
    6. ⑥ 十分に考えないで行動するさま、また、ある現象がおさえようもなく起こるさまを表わす語。
      1. [初出の実例]「たのもしくおもひ候つれども、御こころ、ふらふらとかはり」(出典:評判記・秘伝書(1655頃)中なをりの一座の事)
      2. 「ふたりづれで、ふらふら出かけて」(出典:咄本・聞上手(1773)ふの字)
    7. ⑦ 決断することができなくて迷うさまを表わす語。
      1. [初出の実例]「遊びに行こうか、止めようかと、フラフラ迷う地点」(出典:自由学校(1950)〈獅子文六〉悪い日)
  2. [ 2 ] 〘 形容動詞ナリ活用 〙
    1. ① 目まいがして頭がふらつくさま。また、疲れや空腹などでからだがしっかり保てないさま。
      1. [初出の実例]「栄養不良でフラフラの病人も来た」(出典:蝮のすゑ(1947)〈武田泰淳〉一)
    2. ② 十分に考えないで行動するさま。
      1. [初出の実例]「遊びたい盛りのフラフラな若い者達より」(出典:不在地主(1929)〈小林多喜二〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

アジア諸国の友好と平和促進とを目的としたスポーツ大会。第1回は1951年にインドで開催。原則としてオリンピックの中間年に行われる。主催はアジア‐オリンピック評議会。→アジア冬季競技大会...

アジア競技大会の用語解説を読む