千万無量(読み)センマンムリョウ

デジタル大辞泉 「千万無量」の意味・読み・例文・類語

せんまん‐むりょう〔‐ムリヤウ〕【千万無量】

限りなく数が多いこと。はかり知れないこと。また、そのさま。せんばんむりょう。「千万無量の思い」

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精選版 日本国語大辞典 「千万無量」の意味・読み・例文・類語

せんまん‐むりょう‥ムリャウ【千万無量】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 数が多くて数えきれないこと。はかり知れないこと。また、そのようなさま。無量。せんばんむりょう。
    1. [初出の実例]「我とてもいひたいこと千万無量を打すてたり」(出典:浄瑠璃・丹波与作待夜の小室節(1707頃)夢路のこま)

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四字熟語を知る辞典 「千万無量」の解説

千万無量

数が多くて数えきれないこと。はかり知れないこと。

[使用例] 田亢竜に身を委ねば、たとい孝には欠けずとも妻としていかで嬉しからんと、刹那時間に想生想死千万無量に迷いけれど[幸田露伴露団々|1889]

[解説] 「千万」は「せんばん」とも読み、非常に数が多いこと。「無量」ははかり知れないほど多いこと。同じような意味合いの語を重ねて強調した表現

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