日本歴史地名大系 「千代谷村」の解説 千代谷村ちよだにむら 福井県:今立郡池田町千代谷村[現在地名]池田町千代谷部子(へこ)川に金見谷(かなみだに)川と下荒谷(しもあらたに)川が合流する付近にあり、小畠(おばたけ)村の東南に位置する。東は大本(おおもと)村。慶長三年(一五九八)の検地帳(安達家文書)には「越前国今南東池田ひの津ほ村検地帳」とある。同一一年頃の越前国絵図では「池田部子谷村」(高五二五・六六三石)に含まれると考えられるが、正保郷帳では「火坪村」として田方二三石余・畠方五二石余。貞享二年(一六八五)の「越前地理指南」で千代谷村となり、枝村として「真向谷」が記される。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by