千寿こう

デジタル大辞泉プラス 「千寿こう」の解説

千寿こう

沖縄県の郷土菓子。琉球王国時代の宮廷菓子で、小麦粉ラードを混ぜた皮で、ピーナツバターゴマ橘餅(きっぱん)を混ぜた餡を包んだもの。長らく製造が途絶えていたが、2011年、琉球王朝舞台とするドラマ「テンペスト」の放映をきっかけに、口伝レシピをもとに再現された。「こう」の正確な漢字表記は米へんに“羔”。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android