デジタル大辞泉プラス 「千寿こう」の解説 千寿こう 沖縄県の郷土菓子。琉球王国時代の宮廷菓子で、小麦粉とラードを混ぜた皮で、ピーナツバター、ゴマ、橘餅(きっぱん)を混ぜた餡を包んだもの。長らく製造が途絶えていたが、2011年、琉球王朝を舞台とするドラマ「テンペスト」の放映をきっかけに、口伝のレシピをもとに再現された。「こう」の正確な漢字表記は米へんに“羔”。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報