千木屋町(読み)せんぎやちよう

日本歴史地名大系 「千木屋町」の解説

千木屋町
せんぎやちよう

[現在地名]高岡市千木屋町

横川原よこがわら町の東に位置し、東西に延びる両側町。町の中ほどから梶原淵かじわらふち町が北に延びる。町入口に木戸があった(不歩記)。本町で、もとは長舟ながふね町と称したが、材木集散地となり千木屋町と改称したという。時割は七歩、地子地三五九歩八厘(不歩記)。明治六年(一八七三)には役地・地子地を含め一千一六〇坪八合(沽券調総計帳)。天明五年(一七八五)の家数一三(家数書上帳)、文政四年(一八二一)の高岡大火で全町二三軒を焼失、文久三年(一八六三)下川原しもかわら町の出火で二一軒焼失、明治五年の家数二四(以上「高岡史料」)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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