千歳御殿跡(読み)ちとせごてんあと

日本歴史地名大系 「千歳御殿跡」の解説

千歳御殿跡
ちとせごてんあと

[現在地名]富山市桜木

富山城の東の出丸の地に、富山一〇代藩主前田利保が致仕後の嘉永二年(一八四九)隠居所として造営。能舞台など備えた豪華なもので、本草学への深い関心から「本草綱目」の順序に従って草木を植付け(「前田利保行略」前田家文書)、御殿の周囲に梅一〇〇種などの花樹を植栽したが、安政二年(一八五五)大火焼失(前田氏家乗)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む